こんにちは、じゃこ(@jakoyan0001)です!
本日は、ブランディングスキルについて学んだことをアウトプットしていこうと思います。
この記事は、前編と後編に分かれておりまして、本記事は前編となります。
後編はすぐにアップ致しますので、是非ともお読み頂ければと思います!
ではいきましょう!!
競合の店は生ビールが1杯300円!?
うちも値下げしたほうがいいのかな。。。
そうやって価格競争に飲み込まれていけば会社は潰れるのみ!
会社は価格競争にいかに晒されずにやっていくかが重要になってきます。
ブランディングスキルを身に付けて他社との差異化を図りましょう!!
あなたが販売している商品やサービス。
ブランディングがしっかりしていないとどれだけ優れていても売ることはできません。
その不安。今日この記事を読めば解消します!!
ブランディングとは
マーケティングはよく聞くけど、ブランディングってなんやろ。。。とモヤモヤする人も多いかと思います。
いろんな企業にはマーケティング部署や広告部署など様々に部署が分かれているようにその中でもブランディング部署というのは大切な役割を担っています。
ざっくり簡単にブランディングとはなにかというところをみていこうと思います。
まず、ごっちゃになりやすいマーケティングから順に行きましょう!
「あなたが好きです」と特定の人に好きですと伝えることがマーケティングです。
Advertising(広告)とは不特定多数の人に対して好きです、好きですと伝える。ビラ配りのようなイメージ。
PRとは、自分が好きですと伝えるのではなく、ほかの人がその人にあなたのことが好きみたいよと伝えてくれるのがPRです。
では最後にブランディングとは、相手の方からあなたが好きよと言ってくれるようになることがブランディング。
これは何かというと、ヴィトンとグッチを例にするならば、売っているものはバックであったり財布などほとんど商品は変わりません。ですが、ヴィトンばかり買う人、グッチのほうが好きだという人がいるように人それぞれの観点からどこで買っても財布は同じなのにヴィトンの財布を買い求めてしまう。相手から好きだと言って買いにきてしまうように商品やサービスを紹介していくのがブランディングなのです。
このようにブランディングさえあればマーケティングもPRも必要なくなります。
なぜかというと、広告やPRなどにお金を費やさなくてもお客様のほうからあなたが好きだといって商品やサービスを勝手に買ってくれるからです。
しかし、いろんな企業が「好きです、好きです、好きです」のAdvertising(広告)へ莫大なお金を費やして自社の商品などを売り出しています。これでは経費がすごいことになるのはいうまでもありません。
このようにほかの企業と同じことをしていては起業をしたとしてもうまくはいかないでしょう。
一番重要なのはあなたが好きよと言われる【ブランディング】です。
ブランディングにも4つの種類がある
ビジネスのブランディングは大きく分けて4種類ぐらいに分けられます。それぞれざっくり説明すると、、、
コーポレートブランディング
会社のHPやロゴ、代表者であったりなど会社のブランディングです。
会社の信頼に繋がるブランディングになります。
プロダクトブランディング
例えば、価格の設定であったり材料、流通を制限して希少性を高めるなど商品に関するブランディング。
マーケティングブランディング
どういうチャネルに出すか(例えば、ヴィトンが100円均一のショップ展開はしないなど)、印象に残るキャッチコピーなどどう広めていくかというのもブランディングの一つになります。
セールスブランディング
どういう販売をするのか、提携先どこにしようかなどもブランディングです。
ブランディングがないとどうなるのか。
たくさん企業があるなかで設立から年商5億円を超す企業になれるのは1.2%ほど、それを5年間維持できるのはそこからさらに減って0.数%ほどです。
100社起業したとしても1社も残らない。それぐらい起業は難しいものということ。
そんななかで生き残っている企業というのは、やはりブランディングがしっかりしているということに他なりません。
ブランディングがないと負のスパイラルにはまってしまい、抜け出すことができない企業は潰れてしまいます。
ブランディングがないと競合がいた場合、類似商品を他社と差異化できないということ。
例えば、ブランディングがないとAとBの商品は全く同じ商品ということ。つまり、焼き肉屋A店の国産ハラミとB店の国産ハラミ何が違うのかわからないというのと同じです。
全く同じなのであればまずは、差異化するために価格競争が起こります。
じゃあうちは890円に値下げしよう!!
このように値下げを行い、他社と差異化する動きがまず起こります。
890円から800円になり、750円になりとなっていくとこれ以上価格を下げることができない、下げてしまうと利益が出ないという限界に両社が達するときがきます。
その限界に達した時点で次はサービス競争に発展します。
サービス競争とは例えば、
「今ハラミをご注文のお客様には生ビール1杯無料!」とか「2人前以上ご注文のお客様には100円引き!」など商品だけではなく、他のサービスに繋がる競争が起こります。 |
↓
サービス競争が起こると自社コストが増加。生ビールが無料であればビールの費用、割引を行うのであれば料金を引けば引くだけコストになります。 |
↓
結果として、利益率の低下に繋がってしまいます。 |
利益率が下がってくると、利益率を高めようとする動きになっていきますが、価格は上げることができないのでコストを削減するしかありません。
人件費や材料費の削減、PRの削減に繋がっていってしまうのです。
PRの削減を行うとお店のことを知ってくれる人が減ってしまうのでシェアの低下に繋がります。売り上げが下がっていく。 |
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事業を続けていくためには売り上げを作っていかないといけないので、商品を売るためにまた価格を下げる。 |
上記のような負のスパイラルが起き結果、会社が潰れていってしまうのです。
ブランディング力を身に着けて負のスパイラルに陥らないような事業運営を行うことが求められます。
コーポレートブランディング
先ほどブランディングには4種類あるとご紹介しましたが、1つずつ説明してきます。
まずはコーポレートブランディング。
このコーポレートブランディングでは、【競合は把握するけど、競合を作ってはいけない】ということが一番重要になっていきます。
つまり、「自社は○○だが、○○ではない。」と明確に断言することが大切です。
例えば、うちは「美容室だけども美容室ではない」と断言するということ。
メンズ専門店やショートカット特化型の美容室など「うちは美容室だが、どんな髪型でもできる美容室ではなくてショートカット特化型の美容室だ!」というような感じです。
このコーポレートブランディングは大企業でも行われています。
そのわかりやすい例がGoogleです。
例えば、【Googleとは何企業でしょうか。】
GoogleマップやGoogle Pixelなどスマートフォンの開発などアメリカのテクノロジー企業だと思っている方も多くいるのではないでしょうか。
しかし、Googleの売上の90%は広告収益によるものなのです。
しかし、Googleは広告会社だとは名乗っていません。
記事が長くなってきましたので、一旦ここで前編を区切ります。
後編の記事では、4種類あるうちの残り3種類のブランディング手法についてご紹介していこうと思います!
8月末までにはアップしますので、また読んでいただければうれしいです!
それではっ!!